シリコン塗料のメリット!一戸建の外壁塗装はシリコンがオススメ!

塗料

外壁塗装の塗料はシリコンがいいって本当ですか?

塗装のプロ
塗装のプロ

シリコン系の塗料は安くて高性能な塗料なので、おすすめです

建物の維持費用を安く抑えたい!外壁塗料は汚れづらいものにしたい!塗料はプロに任せたい!

そんなあなたには、シリコン系の塗料がピッタリ。

わたしは、これまで300棟以上の外壁塗装を行ってきました。塗料には時代によって流行があります。

現在の主流はシリコン系。

実際わたしが、ここ最近10年間で外壁、屋根に使用した塗料は、100%近くがシリコン系塗料です。

シリコン系塗料は、費用に対する効果が高いので、外壁塗装の優良業者もよく使用しています。

そもそもシリコン系塗料って?特徴は?

シリコン塗料は外壁塗装にうってつけ!

塗料というのは溶剤(水、有機溶剤)+顔料+樹脂+添加剤で構成されています。

樹脂にシリコン原子が含まれるものがシリコン塗料と呼ばれています。

ちなみに、シリコンとシリコーンは別物。

シリコンは原子。シリコーンはシリコンを使った化合物。

シリコーンはケイ素(Si)と酸素が結合されたものでシロキサン結合と呼ばれます(Si-O-Si)

このシロキサン結合は原子同士の結合力が強いのが特徴。そのため、紫外線、熱、雨風などで分解されづらくなっています。

耐水性、耐熱性、耐候性、電気絶縁性、耐薬品性にすぐれたシリコーン樹脂の特徴を生かしたシリコン系塗料は、外壁塗装にピッタリの塗料といえます。

外壁塗装でシリコン系塗料を塗装するメリットとデメリット

外壁塗装でシリコン系塗料を使用するには多くのメリットがあります。

しかしながら世の中、万人に対して万能なものなどありません。

シリコン塗料は外壁塗装に向いている優れた塗料なのですが、人によってはデメリットに感じる部分もあるでかもしれません。

シリコン系塗料を使用するメリット

シリコン塗料にはメリットが盛りだくさん!
  • コストパフォーマンス抜群!
  • 外壁塗装の塗り替えサイクルにピッタリ
  • 汚れがつきにくい
  • 多くの建物で検証済みなので安心
  • ツヤが長持ちする

シリコン系塗料はコストパフォーマンス抜群

シリコン塗料は価格のわりに高性能なので、割安感があります。

アクリル系の塗料はたしかに安いのですが、耐用年数が4~7年程度と短いので、短い周期で建物の塗り替えを行う必要があります。

シリコンの上のグレードはフッ素ですが、シリコン以上のグレードは耐用年数も15年以上と長い塗料もありますが、価格も一気に跳ね上がります。

正しい施工方法でシリコン系の塗料を使用すれば、10年以上塗膜に問題が生じる事はありません。

シリコン系塗料は外壁塗装の塗り替えサイクルにピッタリ

外壁塗装の塗り替えサイクルは10年が目安。

シリコン系塗料は外壁に塗装した場合、10年~15年くらい、塗料としての機能を維持することができます。

理由がある! 【プロ目線】外壁塗装が10年はホント?10年には理由がある!

シリコンの下のグレードであるウレタン系塗料の耐用年数は8~10年くらいなので、外壁塗装の塗り替え周期10年と比較すると、ちょっと役不足。

シリコン塗料よりウレタン塗料の方が外壁塗装の費用が安くなるという情報も見かけますが、30坪くらいの住宅での価格差は数万円程度。

シリコン系塗料を選択したほうが賢明といえます。

シリコン系塗料は汚れがつきにくい

シリコン系塗料の塗膜は水をよくはじきます。塗装面を手で触るとわかるのですが、ツルッとした感じがします。そのため汚れが付きづらいのがメリット。

住まいの外観をできるだけ、キレイに維持したい方にはピッタリ。

多くの建物で検証済みなので安心

シリコン系塗料は費用対効果が高いので、多くの住宅の外壁塗装に使用されます。

シリコン系の塗料が流行り出して10年以上経過しているので、以前シリコン塗料を使用した住まいを再塗装することも多くなってきました。

10年以上経過したシリコン塗料の塗膜は、さすがに塗りたてのツヤはないものの、ひどく劣化している状態ではありません。

シリコン塗料は実績が豊富なので、安心して使用できる塗料といえます。

ツヤが長持ちする

塗料を塗ったばかりはツヤがあってキラキラしています。

塗膜は紫外線や雨風の影響でだんだんとツヤ(光沢)を失っていきます。

このツヤ(光沢)がどれくらいの時間維持できるか?という事を「光沢保持率」といいJIS(日本工業規格)では3等級に分類され、シリコンは光沢保持率の高い1級に当てはまる塗料

JIS 促進耐候性 キセノンランプ法
等級 条件
主な塗料の種類
1級 照射時間2 500時間後 の光沢保持率が
80 % 以上
シリコン・フッ素
2級 照射時間1200時間後 の光沢保持率が
80 %以上
ウレタン・アクリル
3級
照射時間600時間後の 光沢保持率が
70 %以上

わたしの個人的な感覚になりますが、水性シリコン塗料で外壁を塗装した場合、日当たりの良い外壁面でも6年~7年くらいするとツヤがだんだんとなくなってくる印象。

日の当たらない場所などはツヤを維持しています。

フッ素系塗料のほうがツヤの持ちはいいのですが、費用と10年という塗り替えサイクルを考えると、やはりシリコン塗料の方がコストパフォーマンスに優れています。

シリコン塗料のデメリット

人によってはデメリットになるかも…
  • 外壁塗装の費用を安くしたい人には向いていない。
  • シリコン塗料はひび割れしやすい?
  • 塗り重ねができない?

外壁塗装の費用を安くしたい人には向いていない。

なんらかの事情で、外壁塗装の費用をなるべく安くしたい方もいらっしゃいます。

「数年先には建て替える予定だけど、外壁が汚れているので、とりあえずキレイにしておきたい」

「外壁塗装を短いサイクル(5年~7年)で行いたい」

そのような方には、シリコンより下のグレードであるウレタンやアクリル系塗料を選ばれたほうが費用の節約になります。

今の住まいに長く住む予定の方、10年サイクルで外壁塗装を行う予定の方は、シリコン系の塗料を選択してください。

安いのに高品質!? 外壁塗装を少しでも安く!外壁塗装の費用を安くする方法とは!?

シリコン系塗料はひび割れしやすい?

「シリコン系塗料は硬い塗膜を形成するのでひび割れを起こしやすい」という情報をみかけます。

わたしが、シリコン系塗料の塗膜を検証した際に感じるのは、溶剤系の塗料は塗膜が比較的固いのですが、水性系シリコン塗料の塗膜はゴム質のような感じで、ある程度伸び縮みします。

水性シリコンを塗装して10年以上経過した外壁でも、塗膜に、ひび割れを確認したことは今まで一度もありません。
外壁材やコーキングの劣化によるひび割れは、この限りではありません。

放置は危険! 外壁のヒビ割れを放置は危険!ヒビ割れ放置がダメな3つの理由!

塗り重ねができない

シリコン塗料の塗膜の上には、塗料が密着しづらいといわれています。たしかに、塗料の製造過程でもしシリコンの含有量を増やす過ぎた場合、密着しづらい塗料になります。

しかし、塗料メーカーも、再塗装時のことも想定して塗料を開発製造しているため、シリコン塗料で塗られた外壁の上に塗装しても問題になる事はありません。

わたしが実際に塗り重ねの検証をした結果も、密着性の悪さを感じる事はありませんでした。

シリコン系塗料の種類

外壁塗装で使用されるシリコン塗料は溶剤の種類(水性または油性)や1液タイプ、塗料を使う直前に硬化剤を混ぜる2液型タイプで分類できます。

水性一液型
主に外壁で使用される。
塗料の臭いがキツくない。
水性二液型
弱溶剤一液型
主に屋根で使用される。
シンナー臭がする。
弱溶剤二液型

水性シリコン系より溶剤シリコン系の方が耐用年数は長め。とはいえ近年水性塗料の性能は格段に飛躍していて耐久性が向上しています。

シンナーで希釈するタイプの溶剤系は臭いがキツいために外壁に塗装する事は少なくなりました。

外壁に関しては水性シリコン系塗料がベストな選択。

外壁に使用される水性シリコン塗料の中には期待耐久年数が10年を超えるものあります。

次回の外壁塗装の時期まで塗料の性能を維持できるので安心して使用できる塗料といえます。

屋根に関しては紫外線や雨風の影響をダイレクトにうけるので、耐久性の高い弱溶剤2液型シリコン系塗料を使用するのがベター。

代表的な塗料メーカーが販売するシリコン塗料

外壁で使用される塗料の多くが、日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研で製造されるもの。

3大塗料メーカーのシリコン系塗料を表にしておきました。塗料名をクリックすることでメーカーサイトの詳細が見れるようになっています。

塗料メーカー 塗料のタイプ 外壁塗料 屋根塗料
日本ペイント 水性一液

・スーパーオーデフレッシュSi
・DANエクセル水性シリコン上塗
・オーデフレッシュSi100Ⅲ

・水性シリコンセラUV
・ハナコレクション100水性

・ニッペ水性シリコンベストⅡ
水性二液 ・パワーオーデフレッシュSi
弱溶剤一液 ・ハナコレクション100ファイン
・ニッペ 1液ファインシリコンセラUV
・サーモアイ1液Si
・ファインシリコンベスト
・シリコンルーフⅡ
弱溶剤二液 ・ニッペ 高弾性ファインシリコンフレッシュ
・ニッペ ファインシリコンフレッシュ
・ハナコレクション200UVファイン
・サーモアイSi
・ファインルーフSi
関西ペイント 水性一液 ・アクアセラシリコンOne
・アレスアクアシリコンACⅡ
・アレスダイナミックTOP
水性二液 ・アレスアクアセラシリコン
弱溶剤一液 ・カンペ1液MシリコンHG ・アレスクール1液Si
・スーパークリスタルルーフペイント
・スーパーシリコンルーフペイント
弱溶剤二液 ・コスモマイルドシリコンⅡ
・セラMシリコンⅢ
・アレスクール2液Si
・アレスダイナミックルーフ
・スーパークリスタルルーフ ペイントハイブリッド
エスケー化研 水性一液 ・エスケープレミアムシリコン
・水性クリーンタイトSi
・水性コンポシリコン
・水性セラミシリコン
・セラミガードNEO
・水性クールタイトシリコン
・水性ヤネフレッシュシリコン
水性二液 ・水性セラタイトSi  
弱溶剤一液 ・エスケープレミアムNADシリコン
・一液マイルドシリコン
・一液ルーフスターシリコン
・エスケープレミアムルーフSi
弱溶剤二液 ・クリーンマイルドシリコン
・クリーンマイルドシリコンCR
・クールタイトSi
・ヤネフレッシュSi
・ヤネフレッシュSi

 

プロがすすめるシリコン塗料とは

プロお気に入りの塗料

わたしはこれまで、いろいろな種類のシリコン塗料を一般住宅の外壁塗装で使用してきました。

その中で印象がよく、費用対効果が高く感じられたのは外壁であればエスケープレミアムシリコン。

スレート屋根であれば、遮熱タイプ塗料のエスケークールタイトSiなど。

雨樋や破風板、霧除けなどの付帯部にはロックペイントの2液型弱溶剤塗料「ユメロック」をこのんで使用しています。

優れた性能のシリコン塗料でも手抜き工事では意味がない

シリコン系塗料に限った話ではないのですが、塗料の性能を十分に発揮するためには正しい塗装方法で行う必要があります。

いくら高性能のシリコン系塗料といっても、手抜き工事では意味がありません。

シリコン系の塗料を塗装する前の下地処理、下塗りも重要な工程。

この上塗り前の重要な工程で手抜き工事がされる事があります。

気をつけろ! 外壁塗装は手抜き工事が頻発!?プロが伝える手抜き塗装の手法

外壁塗装は作業内容、工程、金額など一般の方にとって不透明な部分が多いサービス。その分業者との信頼関係が重要。

信頼できる業者を見つける事ができれば、外壁塗装の成功は約束されます。

成功法則! プロ直伝!外壁塗装の業者の選び方!業者選びが成功のすべて!?

まとめ:一戸建ての外壁塗装にシリコン系塗料は費用対効果が高かった!

多くの外壁塗装の業者がシリコン系の塗料をすすめてくるはずです。

シリコングレードの塗料は一戸建ての外壁塗装にピッタリ。

シリコン系塗料の期待耐久年数は10年を超えるものもあるので、10年サイクルが理想な外壁塗装にピッタリな塗料といえます。

価格も、フッ素グレードと比較するとかなり安くなるので、費用対効果も◎

【FAQ】外壁塗装によくある質問にプロが回答

外壁塗装によくある質問

外壁塗装を依頼したくても業者選びに迷われている方は本当に多くいらっしゃいます。はじめての外壁塗装を行う方や失敗経験のある方には「一括見積りサービス」の活用がおすすめ。

このサービスに登録している業者はあらかじめ数項目の審査を受けています。そのため悪徳業者にだまされる確率が格段に低いのが「一括見積りサービス」のメリット。

完全無料であなたのお住いの地域に対応できる業者を数社紹介してくれます。

一括見積りサービスにもいろいろありますが、わたしが推薦しているところをご利用ください。

プロが推薦するサービス! 一括見積りサービスの詳細はコチラから

「自宅の外壁塗装っていくらかかるの?」

外壁塗装には定価というものが存在しないため工事にかかる費用がわかりづらくなっています。このことが悪徳業者の温床となる要因。

外壁塗装の費用は選択する塗料や業者によってもかわってきますが30坪くらいの一戸建てであれば80万円~120万円くらいの間におさまることが多いでしょう。

同じ工事内容でも業者がちがうだけで50万円以上も安くなることもあります。適正価格で外壁塗装を行うには業者選びが重要になってきます。

費用について あなたの住まいの外壁塗装はいくら?

外壁塗装の費用は高額です。おこなわなくて済むのであればそれに越したことはないですよね。しかし、この先も今の住まいで快適に過ごしていくためには外壁塗装は必要な工事と思ってください。

必ず行うべき理由! 外壁塗装の必要性を理解する

外壁塗装を行う際には必ず足場が必要になります。足場がないと近所にも迷惑がかかりますし、そもそもちゃんとした塗装工事を行うことができません。

必ず必要です! 外壁塗装に足場が必要な理由

外壁塗装の業界に悪徳業者が存在するのは事実です。高額な費用を支払ったのにもかかわらず数年で外壁が色あせてきたり、塗膜がはがれてきたりということが実際におきています。

訪問販売で外壁塗装を契約しないだけでも悪徳業者にだまされるリスクは軽減します。

悪徳業者について詳しくまとめた記事を用意してあるので必ずごらんください。

だまされないでください! 悪徳業者の特徴を理解しておく

外壁塗装に使用される塗料には時代によって流行のようなものがあります。そのような塗料を使用るすることで費用対効果が高くなります。

今、外壁塗装を行うのであれば「ラジカル制御型塗料」がおすすめ。

ラジカルって? プロが今、オススメする塗料とは?

外壁塗装の営業がしつこい場合、悪徳業者の可能性が高いです。根負けして契約しないように、気をつけてください。

外壁塗装の営業が頻繁にきませんか?このような状態はあなたの住まいが外壁塗装の時期にきているということ。

優良業者を見つけて外壁塗装を行うことをおすすめします。

外壁塗装の営業がしつこい! しつこい営業の断り方

 

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