サイディングはコーキングの打ち替えが必須!プロが伝える外壁塗装

外壁塗装

サイディングの一戸建てにお住まいでしょうか?

ひとことにサイディングといっても、窯業系、樹脂系、金属系、木質系とありますが、一番普及しているサイディングが窯業系。

窯業系サイディングの主な原料はセメントと繊維質。あなたのお住まいも、きっと窯業系サイディングのでしょう。

サイディングは板状の建築材料を外壁にはっていくので、かならず目地があります。

この目地の処理に多くの場合コーキングが使用されています。

あなたのお住まいは、サイディングのコーキングが痛んできているのではないでしょうか?

コーキングの劣化具合は、目視で確認できるため、簡単にコーキングの劣化具合がわかります。

コーキングが劣化していると、雨漏りしないか不安ですよね?

わたしはこれまで300棟以上の建物の外壁塗装をおこなってきました。

その中でサイディングの塗装も数多く行ってきたのですが、サイディングの外壁塗装の際にかならず行ってきたのがコーキング。

サイディングの外壁塗装とコーキングは切ってもきりはななせない関係にあるので、この2つの工事はセットだと思っておいてください。

この記事は、わたしがこれまで行ってきたサイディング塗装、コーキングの経験をふまえた内容になっています。

サイディングのコーキングとは

サイディングとは板状の外壁材。サイディングボードの間には目地が設けられています。

この目地はコーキングで処理されていることが多いです。

サイディングの建物は目地を設けることで、揺れや寒暖差によるサイディングボードの収縮によってサイディングボードがぶつかりあい割れなどの破損を防いでいます。

もしサイディングボードの間に目地がなく、ぴったりとサイディングボードどうしがくっついていた場合、揺れや伸縮に対応する柔軟性がサイディングにはないので、サイディングボードは破損するでしょう。

多くのサイディングの目地に用いられるコーキングはゴム質。

さわって見るとわかりますが、ゴムのように弾力性があります。

コーキングの弾力性が揺れやサイディングボード自体の収縮を吸収するかたちになるので、サイディングボードが破損しづらくなっています。

サイディングコーキングの劣化

サイディングのコーキングが一目でわかるほど劣化している状態は、はやめのメンテナンス必要。

経年劣化だけでなく、サイディングのコーキングが正しく施工されなかった場合におこる不具合もあります。

たまにサイディングの建物で見かけるのが、サイディングボードとコーキングが離れてしまっている状態。

このようにコーキングとサイディングボードが密着していないのは、プライマーの塗り方があまかったか、もしくはまったく塗っていない事が原因だったりします。

コーキングの劣化を放置してしまうと、サイディングボードの中に雨水が入ってしまい外壁の劣化をはやめることになります。

サイディングボードの下には防水シートがはってありますが、防水シートも劣化するので、劣化により防水機能が失われていた場合は、雨漏りの原因になってしまします。

コーキングの種類

ひとことにコーキングといっても種類があり、それぞれ特徴があります。

  • ウレタンコーキング
  • シリコンコーキング
  • 変性シリコンコーキング
  • アクリルコーキング

ウレタンコーキング

ウレタンコーキングは、その上から塗装などをする事が前提のコーキング。

ウレタンは紫外線に弱いので、なにも塗装せずにそのままの状態では、すぐに劣化します。

ごくまれに見かけるのですが、サイディングの目地のコーキングがボロボロであったり、なくなっているような場合は、ウレタンコーキングで施工された可能性もあります。

シリコンコーキング

シリコンコーキングは水周りによく利用されます。汚れがつきにくいのが特徴。

汚れがつきにくいので、塗料も密着しません。

シリコンコーキングがサイディングの目地に用いられる事はないと思っていいでしょう。

シリコンコーキングの上にはシリコンコーキングしか密着しません。

プロが使うシリコンコーキングの上に塗るプライマー(下塗り)というのがあるのですが、わたしが何度か使ってみたのですが「気休めにしかならない」とういのが正直な感想。

もし、ご自身で外壁の補修をコーキングでおこなう場合、シリコンはさけてください。今後の外壁メンテナンスが大変になります。

変性シリコンコーキング

変性シリコンとシリコンは別物です。どちらもシリコンが名称につくので混同しがちですが、変性シリコンの原料はウレタン樹脂。

変性シリコンは名前はシリコンでもウレタンの進化版という位置づけになります。

変性シリコンはシリコンコーキングとちがい、塗装ができるので外壁塗装には、よくしようされるコーキングです。

サイディングの目地も、変性シリコンが用いられることがほとんど。

アクリルコーキング

かつてALCのコーキングとして普及した時期もありましたが、現在アクリルコーキングが外壁塗装で使われることは、ないと思っていいでしょう。

耐久性が低いために、建物の外壁で使われる事がなくなりました。

壁紙などの内装工事では、利用されています。

サイディングのコーキングの工程

サイディングの外壁塗装には、顔料の入った塗料を塗ってく塗装工法とクリア塗装を選ぶことができます。

この2つの塗装工法では、コーキング作業をするタイミングがちがいます。

通常の塗装では、下塗りの前にコーキング作業をすませますが、クリア塗装では外壁塗装がしあがった後にコーキングをします。

コーキングは、古いコーキングを撤去する方法と、現在のコーキングの上から増し打ちする方法があります。

サイディングのコーキングは2面接着という工法で施工します。

2面接着とは、サイディングボード同士(2面)だけにコーキングが接着するようにする工法。目地の奥にはコーキングが接着しないように専用のテープをはります。

2面だけコーキングを接着させる事で揺れや収縮によってコーキングが切れるのを防ぎます。

サイディングを通常塗装(べた塗り)する場合

サイディングを通常塗装する場合は、コーキングも一緒に塗装するので下塗りをするまえにコーキング作業をおこないます。

  1. 既存のコーキングの撤去
  2. プライマー
  3. コーキング
  4. 外壁の下塗り、中塗り、上塗り

1.既存のコーキングの撤去
コーキングが劣化状況がそれほどでもない場合は、既存のコーキングの上に新しくコーキングをする場合もあります。

2.プライマーとは、
コーキングがサイディングにしっかり密着するように塗る下塗り剤。

サイディングをクリア塗装する場合

デザイン性の高いサイディングの塗装にむいているのがクリア塗装。

レンガ調などのサイディングを通常塗装すると、風合いが損なわれのっぺりとした印象の外壁になります。透明な塗料を塗ることで、下地のサイディングの風合いを生かすことができるのがクリア塗装。

クリア塗装の場合は、外壁の塗装がおわった後にコーキングをうちます。

  1. クリア塗装1回目
  2. クリア塗装2回目
  3. コーキング撤去
  4. プライマー
  5. コーキング

通常塗装でサイディングを塗る場合、コーキングも一緒に塗らないと見栄えもわるいですが、クリア塗装は透明なのでコーキングを塗らなくても、違和感のない外観になります。

コーキングの上にクリア塗装をしてしまうと、コーキングの柔軟性にクリア塗膜がついていけずに、塗膜の割れやはがれが起こりやすくなります。

サイディングのコーキングDIYについて

サイディングのコーキング

サイディング建物にお住まいのあなたは目地のコーキングの劣化が気になっていることでしょう。

コーキングの劣化が一部で、安全に作業をできる自信のある方は、コーキング補修のDIYにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

コーキングが劣化しやすいのは建物の南面。日当たりのよい南面は紫外線の影響をつよくうけるのでコーキングの劣化がはやいです。

あなたのお宅の南面にはベランダがありますよね?わたしの過去の経験から、このベランダの手摺がある外側のサイディングの目地が一番傷みやすいです。

実際に作業するとなると、ハシゴを使った作業になると思います。くれぐれも安全面に注意を払ってください。

南面以外にもコーキングが劣化しているところがあれば、サイディングの外壁塗装の時期です。

外壁塗装のプロの観点から、外壁塗装のDIYはおすすめできません。

まとめ:サイディングのコーキングの劣化は外壁塗装の合図

コーキングの劣化を放置しておくと、内に雨水が侵入してサイディングの劣化をまねきます。

目視で確認できるほど劣化したコーキングは性能を発揮することができません。

いろいろご都合もあるでしょうが、はやめにサイディングの塗装&コーキングをされる事を提案させていただきます。

外壁塗装の業者の選び方は、下の記事にまとめてありますので、是非ごらんください。

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