いざ自宅の外壁塗装を行うとなるといろいろと不安がつきまとうもの。
外壁塗装にはいろいろと失敗例があります。
失敗例の中には取り返しがつかないものもあるので注意が必要。
外壁塗装の多くの失敗は業者選びで失敗にあります。
外壁塗装を成功させるには正しい業者選びの知識が必要になります。
わたしはこれまで300棟以上の一戸建ての外壁塗装を手掛けてきました。
その知識と経験をもとに外壁塗装でよくある失敗例をこの記事で紹介しています。
最後まで読んでいただけば、あなたの住まいの外壁塗装の成功はまちがいなし!
成功法則! プロ直伝!外壁塗装成功術!費用や業者など疑問まるわかり!
外壁塗装の失敗例1:思ったより費用が高かった
新築から10年経過。外壁塗装の時期になると
「自宅の塗り替え費用っていくらくらいかな?」
などと住まいの塗装工事にどのくらいの費用がかかるのか知りたくなりますよね。
外壁塗装の費用については知人に聞いたり、インターネットで検索されたりしてある程度は工事費用の目安はつけられていると思います。
しかしながら外壁塗装には定価がありません。
建物の劣化状況によって塗装費用がかわってくるので同じような大きさの一戸建てでも見積もり金額が前後します。
また、依頼する業者によっても外壁塗装の金額が大きく違ってきます。
「自宅の外壁塗装は100万円くらいかな??」
とある程度予測をたてていても、
「いざ業者に見積書を作成してもらったら150万円だった!」
このように思ったより自宅の外壁塗装費用が高かった」という失敗は珍しいことではありません。
外壁塗装には定価はありませんが、ある程度目安になる相場があります。
延べ床面積 | 外壁面積の目安 | 費用相場の目安 |
---|---|---|
25坪 | 100㎡ | 75万円 |
30坪 | 120㎡ | 90万円 |
35坪 | 140㎡ | 105万円 |
40坪 | 160㎡ | 120万円 |
45坪 | 180㎡ | 135万円 |
50坪 | 200㎡ | 150万円 |
55坪 | 220㎡ | 165万円 |
60坪 | 240㎡ | 180万円 |
あくまで相場は目安なので建物の状況や依頼する業者によって前後します。
我が家はいくら? 【直伝!】外壁塗装の相場!自宅の塗替え相場が5秒でわかる!
相違よりかならい高額な見積り金額の業者には注意が必要。悪徳業者の可能性もあるので注意が必要。
悪徳業者にだまされる事なく適正価格で外壁塗装をおこなうには相見積もりがおすすめ。
複数の業者の見積もりを比較して依頼先を決めることで「思っていたより安く外壁塗装がおこなえた!」という声はよく耳にします。
成功のコツを伝授! プロも推薦!外壁塗装の相見積もりで成功を勝ち取る!
断り方?? 外壁塗装で相見積もりで依頼しない業者へうまく断る方法とは?
外壁塗装の失敗例2:塗装職人の態度がわるかった
外壁塗装の工事を実際に行うのは塗装職人。
「依頼先の担当者の感じがよく契約したのにいざ工事がはじまってみると職人の態度が悪くてがっかり」
というような外壁塗装の失敗例があります。
外壁塗装の工事中はなにかとストレスを感じます
事前リサーチ! 前もってプロが伝える外壁塗装の工事中に感じる9つのストレス
ただでさえストレスを感じる外壁塗装で、質の質の悪い職人が毎日自宅にくると疲れ果ててしまいます。
一昔前と比較すると態度の悪い職人は減少してきてはいます。しかしながら良い感じの職人ばかりではないのが現状。
質の悪い職人に当たらないようにするには業者選びの段階で注意する必要があります。
外壁塗装の依頼先に職人が在籍しているような業者に依頼することで感じの悪い職人にあたるリスクが減ります。
具体的には地元の「〇〇塗装店」という感じの地域で営業する業者に依頼するのがおすすめ。
このような地域の優良業者を無料で紹介してくれるサービスもあるので活用しましょう。
無料で優良業者を紹介! 外壁塗装の一括見積!比較ランキング!プロ推薦!おすすめトップ3!
外壁塗装の失敗例3:数年も経過していないのに塗膜がはがれてきた
外壁塗装をおこなって1~2年以内に塗膜がはがれてきた!
というような失敗例が跡を絶ちません。短期間で塗膜がはがれてきたり、色あせてきたりする原因の多くは手抜き工事によるもの。
外壁塗装の手抜き工事は巧妙で一般の方にはまずわからないでしょう。その理由は手抜き工事であっても、塗装工事が終わったばかりの住宅はキレイに見えているから。
その時はキレイに見えていても、数年後に塗膜のはがれや色あせなどが起こってしまっては、高額費用を支払って外壁塗装行った意味がありません。
このような塗膜のトラブルの多くは下地処理が適切でなかった事が原因。
重要な工程! 外壁塗装の高圧洗浄って本当に必要?費用単価の相場はいくら?
外壁塗装の依頼先の多くは下請けの塗装業者が工事をおこないます。十分な施工費用をもらえない下請けの塗装業者は手抜き工事をしなと赤字になるという悲しい現状も。
このように下請け業者の施工不良が原因で数年で塗膜のはがれや色あせがおこる失敗例も珍しくありません。
気づいた時にはもう遅い! 外壁塗装は手抜き工事が頻発!?プロが伝える手抜き塗装の手法
外壁塗装の失敗例4:ご近所トラブルになってしまった
外壁塗装を行う上で一番気をつけたいのがご近所トラブル。
ご近所とトラブルになる原因は
外壁塗装の作業中には騒音がすることもある
外壁塗装で騒音がする作業は足場の設置解体が2日、高圧洗浄が1日。足場の設置解体はハンマーで足場部材を叩きつける音がうるさく感じられるかもしれません。
高圧洗浄はエンジン式の機械を使用するのでエンジン音がします。
騒音がする工程は? プロは外壁塗装をこのような工程で進めていく!手抜きを許すな!
電動工具を使用して古い塗膜をとりのぞく作業をおこなう場合もあるので、その音がうるさく感じる人もいるでしょう。
外壁塗装の職人同士の会話がうるさくてトラブルになることもあります。
ご近所との騒音トラブルをさけるためにも業者選びは慎重に。
外壁塗装中に塗料が近所に飛んでしまった
外壁塗装はローラーと刷毛を使って塗装作業を行います。ローラー塗装は思っている以上に塗料が飛散します。
その飛散した塗料でとなりの家の車を汚してしまう失敗がまれにあります。
このように塗料がとなりに飛散しそうな場合は車専用の養生カバーをかけさせてもらったり、足場のネットを2重にしたり、足場にブルーシートやビニール養生を施して塗装作業に入るのが優良業者。
外壁塗装の職人が勝手に隣の敷地に入ってしまった
となりの敷地に足場を設置しなくてはならない場合や、となりの敷地に入らなければ作業が行えない状況もあります。
となりの敷地を使わせてもらうような場合は事前にとなりの方に承諾を得るのが普通。まれに業者の事前調査不足で承諾を得ないまま工事がスタートしてしまう場合があります。
それを知らない下請け業者の職人が勝手に隣の敷地にはいって作業を行ってしまう失敗例があります。
トラブルを回避! プロ直伝!外壁塗装トラブル回避方法!絶対避けたいご近所トラブル!
外壁塗装の失敗例5:サイディング外壁塗装の場合
サイディング外壁の中にはレンガ風、石材風など高級感のあるデザインを採用したものも多くあります。
このようなデザイン性の高いサイディング外壁を通常に塗装すると単色になるので模様が消えて、建物がのっぺりしたような印象になることもあります。
このようなサイディング外壁塗装の失敗を防ぐために透明な塗料をサイディング外壁に塗装する工法もあります。
このクリア塗装は外壁の下地の状態がそのまま仕上がりにつながるために、あまりに劣化したサイディング外壁にはむいていません。
今の外壁のデザインを生かした塗装をおこないたいのであれば、外壁塗装をはやめに行うことで失敗がさけられます。
デザインを生かす! 透明塗料!?サイディングはクリア塗装の工程!以外に安くてキレイ?
外壁塗装の失敗例6:色選びで失敗してしまった
外壁を塗装する前にどのような色で塗装するのか業者と相談しながら決めていきます。
しかし決めた色と実際に塗った塗料の色のイメージが違うと感じることがよくあります。
日差しの当たり方で塗料の色が変わって見えたりするので色選びは難しいと言えます。
選んだ色より薄く感じる場合は色の面積効果によるもの。
色ぎめの際に見せられるサンプルは小さい面積のもの。これを外壁に塗り拡げると色が薄く感じてしまうのです。経験豊富な業者であれば、このあたりを熟知しているので、あなたの色のイメージを想像してサンプルで選んだ色より数段濃いめの色をすすめてくれるでしょう。
色選びで失敗しないためには業者の経験や知識も重要になります。
これで失敗なし! 外壁塗装の色選びは悩ましい…プロがそっと教える色選びのコツ
まとめ:外壁塗装の失敗の原因は業者選びに原因があることがほとんど!
外壁塗装の失敗の多くは業者選びで失敗している場合ほとんど。
しっかりした業者選びを行えば外壁塗装で失敗することはありません。優良業者であれば万が一の失敗の時にも対応してくれるので安心。
はじめての外壁塗装で業者選び迷っている方は地域の優良業者を無料で紹介してくれるサービスもあるのでご活用ください
外壁塗装の優良業者を無料で紹介してくれる「一括見積サイト」はあらかじめ独自審査により業者を厳選しているので悪徳業者にだまされる心配がありません。