そろそろ外壁塗装したいけど、手元に資金がなくて…
リフォームローンを利用すれば外壁塗装の時期を逃しませんよ!
あなたの大切な家を守るためには定期的なメンテナンスが必要になります。
マンション住まいの方は修繕積立金というかたちで毎月支払っているので、外壁工事の際に、費用の心配をする事はありません。
しかし戸建て住宅の場合は自分自身でメンテナンスを行う必要があります。
わたしは、これまで300棟以上のお宅の外壁塗装をおこなってきました。
塗料は劣化していき機能が低下していくので外壁塗装は重要な工事です。
定期的におこなう事で長く住める家を目指せます。
あなたがお住まいのお宅は外壁塗装の時期に差し掛かっているはず。
ひょっとすると時期をかなりすぎているかもしれませんね。
資金さえ用意できるのであれば、早めに業者に依頼して外壁塗装工事を行いたいと思われている事でしょう。
しかし外壁塗装は費用が高額。
一般的な住宅でも100万円以上かかります。
お子さんの学費など家庭の出費が多い時期と重なってしまい、なかなか外壁塗装費用まで資金がまわせないのではないでしょうか?
わたしも子供が2人いるので、よくわかります。
しかし外壁塗装は新築から10年を目安に是非おこなっていただきたい工事です。
外壁塗装を先延ばしにすればするほど、建物に不具合がでてくる可能性が高くなります。
外壁塗装はしたいけど、資金が心配…
そんなあなたにはリフォームローンを利用する事をおすすめします。
手元に資金がなくても、大切な家のメンテナンス「外壁塗装」を行うことができます。
外壁塗装の工事代金の支払方法と時期
この記事の本題は外壁塗装のリフォームローンについてなのですが、本題にはいる前に外壁塗装の工事代金の支払いについて、少し触れておきます。
いくらかかる?? 一戸建ての外壁塗装っていくら?これが一戸建ての塗り替え相場だ!
外壁塗装の代金を支払う時期について
工事代金って、いつ支払うの?
全額支払うのは、工事が終わった後にしましょう
業者によって支払い時期がちがうので、契約前に確認しておきます。
最初に手付金を支払うところもありますが、絶対にやってはいけないのが、工事が始まる前に代金全額支払ってしまう事。
工事が始まるまえに、工事代金を請求してくる業者は、高確率で悪徳業者でしょう。
外壁塗装の工事代金は工事がおわって、しっかり確認し納得してから全額支払うようにしてください。
工事途中で代金の半額を請求されるケースもありますが、この場合も同様で工事内容等に納得した上で支払うようにしてください。
外壁塗装代金の支払い方法
- 現金
- 銀行振込
- クレジットカード
- リフォームローン
外壁塗装の費用は高額。手元に資金がない場合はクレジットカードの分割払いや銀行のリフォームローンを利用することで外壁塗装工事を行うことができます。
クレジットカードは金利が12%~15%と非常に高くなっています。
気軽に利用できるのはメリットですが、クレジットカードの分割払いは外壁塗装のような高額商品には総支払額が高くなってしまうため向いていません。
外壁塗装をローンで支払うのであれば、銀行のリフォームローンがオススメです。
もし住宅ローン支払い中なのであれば、借入先の銀行にリフォームローンを申し込むと金利が優遇されるケースもあります。
外壁塗装リフォームローンのメリット&デメリット
リフォームローン利用すると、外壁塗装費用を分割で支払う事ができるので、外壁塗装の時期に資金がなくても塗装工事を行うことができます。
時期をのがさず外壁塗装がおこなえるのはリフォームローンの大きなメリットといえます。
しかし外壁塗装でのリフォームローンの利用はメリットばかりでは、ありません。
メリットとデメリットをしっかり理解してからリフォームローンを利用してください。
外壁塗装リフォームローンのデメリット
- 金利が発生する
- ローンの手続きが必要
- 申し込み条件がある
- 毎月の出費が増える
リフォームローンには金利が発生する
クレジットカードの分月払いの金利は12%~15%と高額。しかし銀行リフォームローンであれば無担保型でも2%~5%くらいの水準。
外壁塗装工事代金を一括で支払えば、こういった金利は発生しないので、分割手数料がかかってしまうことがリフォームローンのデメリットになります。
・100万円を年利3%で60回払い(5年)にした場合の支払い例
初月2万2021円。2カ月目以降1万7900円×59回
分割手数料は7万8121円になります。
リフォームローンの手続きが必要
外壁塗装でリフォームローンを利用するには銀行などの提供先に申し込みをする必要があります。
ちょっと面倒にかんじるかもしれませんが、インターネットを利用した申し込みでれば手間が省けます。
リフォームローンには申し込み条件がある
リフォームローンの申し込みには条件がありますが、それほど厳しいものではありません。
条件の内容は、年齢、勤続年数、収入といったようなものです。希望の申し込み先で確認してみてください。
毎月の出費が増える
外壁塗装代金は一括で支払えば、それ以降支払いが生じることはありません。
しかしリフォームローンは分割払いなので月々の支払いが発生します。
家計と相談しながら、無理のないローン計画を建てる必要があります。
外壁塗装リフォームローンのメリット
- 外壁塗装の時期を逃さない
- いざという時のために現金を残しておける
- まとまった現金がなくても外壁塗装ができる
リフォームローンの利用で外壁塗装の時期をのがさない!
外壁塗装は大切な家を守るために必要な工事です。
しかし外壁塗装を行うには多くの場合100万円以上になります。
外壁塗装は新築から10年目あたりに行うのが望ましいのですが、高額な工事費用があしかせとなり実際に外壁塗装を行えずにいる人もいらっしゃいます。
外壁塗装をあまり先のばしにすると、塗料が劣化し外壁の素材自体が痛み始めます。
モルタルの外壁であれば、外壁がひび割れて下地のモルタルが浮いてくることもあります。
サイディング外壁ではサイディングが割れや、コーキングの劣化により腐食していく可能性があります。
このように外壁が劣化がひどくなると、余計な工事費用が発生してしまい支払い総額が高くなります。
リフォームローンを利用して適正な時期に外壁塗装を行えば、余計な出費をおさえることができます。
いざという時のために現金を残しておける
外壁塗装の時期って、人生で一番お金が必要な時期とかさなる事が多いです。
あなたも、車やお子さまの教育費、住宅ローンなどで、家計のやりくりが大変な時期なのではないでしょうか?
そんな出費の多い人生の最中、外壁塗装に預貯金から100万円以上のまとまったお金を一括で支払ってしまうのは、不安。
いざという時のために現金って残しておきたいですよね。
とりあえず100万の現金があれば、たいていの事は乗り越えることができます。
外壁塗装の時期に、手持ちの現金を使うのが不安なあなたはリフォームローンの利用がおすすめ。外壁塗装をリフォームローンで行えば、
いざという時のために、現金を手元に残しておくことができます。
リフォームローンの利用でまとまった現金がなくても外壁塗装ができる
マンション住まいの方は毎月修繕費を強制的に支払う仕組みになっているので、建物を外壁塗装するときに、おおきな出費になるという事はありません。
しかし一戸建てにお住まいのあなたは、自宅をリフォームするためには、まとまった資金が必要になります。
将来の自宅の外壁塗装代金をコツコツ貯蓄しておければ問題ないのですが、続かなかったり、予想外の出費で外壁塗装資金を切りくずしてしまう事もあるでしょう。
しかし外壁塗装費用の支払いは必ずしも一括で支払う必要はありません。
リフォームローンを利用すれば、まとまった資金が手元になくても塗装工事を行うことができます。
外壁塗装リフォームローンはどこで申し込めばいい?
もし住宅ローンの残債があるのであれば、住宅ローン借り入れ先の銀行のリフォームローンを利用するのがオススメです。
住宅のローン利用先の銀行でリフォームローンを申し込むと金利が優遇されるので、低金利で外壁塗装工事をおこなう事ができます。
銀行のリフォームローンの金利と月額支払い例
リフォーム金利例(2020年7月しらべ) |
||
---|---|---|
通常 | 住宅ローンあり | |
三菱UFJ銀行 ネットdeリフォームローン |
2.875% | 2.375%(-0.5%) |
みずほ銀行 みずほ銀行リフォームローン |
3.38% | 3.98%(-0.5%) |
りそな銀行 りそなリフォームローン |
3.975% | 2.00% |
リフォームローン月額返済目安(金利2.0%) |
||||
---|---|---|---|---|
3年 | 5年 | 7年 | 10年 | |
借入100万円 | 28,642円 | 17,527円 | 12,767円 | 9,201円 |
借入150万円 | 42,963円 | 26,291円 | 19,151円 | 13,802円 |
借入200万円 | 57,285円 | 35,055円 | 25,534円 | 18,402円 |
リフォームローン必要書類
リフォームローンの審査に必要な書類は主に3点
詳細は申し込み先の銀行に確認してください。
本人確認書類
運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどいずれか1点
使い道を確認できる書類
外壁塗装の見積書が必要になります。
収入証明書
借り入れる金額によって収入証明書が必要になる事があります。
リフォームローンの有担保型と無担保型について
外壁塗装でリフォームローンを利用する場合は無担保型が向いています。
有担保型は無担保型にくらべ借入できる金額の上限が高く金利も安いのですが、審査も厳しく、審査にかかる時間も長くなっています。有担保型は住宅ローンのイメージ。
無担保型のリフォームローンであっても多くの銀行は500万円まで借り入れできます。
一般的な戸建て住宅の外壁塗装工事で500万円以上かかるケースま稀なので、審査がはやく、とおりやすい無担保型がオススメ。
三菱UFJ銀行リフォームローン参照 | ||
---|---|---|
無担保型 | 有担保型 | |
借入可能額 | 50万円~1,000万円 | 30万円~1億円 |
借入期間 | 6カ月~15年 | ~35年 |
金利 | およそ2.0%~3.0% | 1.0%以下 |
外壁塗装は国や自治体の制度を活用しよう
多くの自治体ではリフォームの補助金制度があります。
外壁塗装工事も補助金が利用できる自治体もあるので、おすまいの地域の自治体のホームページなどで確認してみてください。
リフォームローン申請の前にしっておきたい外壁塗装費用の相場
外壁塗装には定価というものが存在しないので、一般のかたには適正価格がわかりづらくなっています。
外壁塗装のローン申請には見積書が必要になりますが、業者に依頼するまえに外壁塗装費用の相場をしっておくことで悪徳業者を回避できる可能性が高まります。
プロのわたしがあなただけにお伝えする外壁塗装費用の相場は下の記事にまとめてあります。是非ご覧ください。
まとめ:外壁塗装の費用はリフォームローンで解決!
外壁塗装の際には屋根も一緒に塗装する場合が多いので、総額100万円以上になる事がほとんど。外壁塗装は大切なあなたの家をまもるために必要な工事。
資金が問題で外壁塗装の時期を先延ばしにしてしまうと、外壁が劣化し、その補修工事が必要になってくるので工事費用もさらに高額になります。
こういった事を防ぐためにも外壁塗装の時期である10年毎に定期的に工事をおこないところ。
なぜ10年なの?? 一戸建ての外壁塗装が10年毎はなぜ!?プロも10年をすすめている?
リフォームローンのデメリットは金利ですが、余計な工事代金を支払うことを思えば、目をつむれるくらいの手数料ではないでしょうか?
リフォームローンのメリットは、まとまった資金の持ち合わせがなくても適正時期に外壁塗装を行うことができるという点。
リフォームローンを利用して、あなたの大切な家を外壁塗装で守ってください。
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