- 真夏に外壁塗装を予定しているけど、依頼は可能!?
- 猛暑の夏、外壁塗装は問題なく進行するの?
- 夏の炎天下、本当に外壁塗装をしても良いの?
これらの疑問を持つ皆様へ、経験豊富なプロとしてお答えいたします。
日本の夏は7月、8月にかけて猛暑日が続き、熱中症対策が不可欠な時期です。そんな中、お住まいの外壁塗装を真夏に予定している方も多いことでしょう。
私自身、多くの一戸建て住宅の外壁塗装を担当してきた経験から申し上げますが、真夏でも適切に作業すれば問題は発生しません。
この記事で、夏に外壁塗装を行うメリットやデメリット、そして夏の外壁塗装で失敗しないための業者選びのコツを、私の豊富な経験に基づいて詳しく解説いたします。
そもそも真夏に外壁塗装は問題なく可能なのか!?
「外壁塗装は、真夏におこなっても問題ないの!?」
このような基本的な外壁塗装に関する疑問をおもちではないでしょうか。
わたしは実際に30年近く夏に住宅の外壁塗装をおこなってきましたが、夏の気候が原因でトラブルが生じたことは一度もありません。
しかし、夏に外壁塗装を行う際には、環境に注意しながら進めることが大切。
夏の気候は高温で日照時間が長く、この条件は塗料の乾燥を早める点でメリットとなります。しかし、一方で炎天下の作業は塗装職人の体調を崩すリスクを秘めています。塗装職人の体調が悪ければ、作業は順調にはすすみません。
また、夏の特徴的なゲリラ豪雨により、急な雨が降る可能性も考慮する必要があります。
そして十分な情報収集(天気予報のチェックなど)を行うことで、夏にも安全かつ効率的な外壁塗装作業を行うことは十分に可能です。むしろ夏は外壁塗装に向いている季節ともいえます。
真夏に外壁塗装をおこなっても問題ありませんが、それは、信頼できる業者に依頼することが前提となります。
外壁塗装で失敗しないための業者選びの方法は、この記事の最後にお伝えします。
外壁塗装を夏に行うメリットとは?
この章では、プロであるわたしと一緒に外壁塗装を夏に行うメリットを見ていきましょう。
結論から先にお伝えしておくと、夏の外壁塗装はメリットが多くおすすめ。
暑い夏は塗料の感想も良好にすすみ、日も長いので作業時間も長くとることができます。
そのため外壁塗装の作業が予定通りスムーズにすすむので、夏は外壁塗装にオススメの季節といえます。
夏に外壁塗装を行う主なメリットは次の3つ
- 夏は塗料の乾燥が早いので、効率的に作業をすすめることができる
- 夏は日が長いために作業時間が長くとれる
- 外壁塗装の業者に依頼しやすい
上記の外壁塗装を夏に行うメリットを順番に解説していきます。
夏の外壁塗装メリットその1:「塗料の乾燥が早い!」
夏は気温が高いため、他の季節よりも塗料の乾燥が格段に早いのがメリット。
塗料の乾燥が早いので、外壁塗装の作業が非常にスムーズにすすみます。
塗料の乾燥速度は、気温と湿度に影響されます。湿度が低く、気温が高い環境下では、塗料の乾燥が早くなります。
塗料の乾燥の早さは、外壁塗装の工程において極めて重要です。
なぜなら、一般的な外壁塗装は、単に一度塗るだけでは完了しないからです。外壁塗装では【下塗り、中塗り、上塗り】という3つの工程が基本。
「下塗りが完全に乾燥した後に中塗りを施し、それが乾燥したら上塗りを行う」という工程を経て、外壁に、強固な塗膜が形成されます。
塗料の乾燥は、洗濯物の乾燥具合想像してもらうと、わかりやすいと思います。
同じように、夏場の外壁塗装は、塗料が早く乾燥することにより、作業が効率的にすすみます。
このスムーズな作業の進行は、夏の外壁塗装の大きなメリットとして挙げられます。
夏の外壁塗装メリットその2:「作業時間が長くとれる」
外壁塗装は、正確な作業を要求されるため、夜や暗い中での作業は限られます。
夏は冬と比較すると日が長い。夕方になっても、まだ外は明るく、外壁塗装の作業を問題なく進めることが可能。
この長い日照時間のおかげで、夏場では作業時間をより効率的に確保することができます。この結果として、工事期間も短縮することが期待できます。
外壁塗装中は、なにかとストレスを感じることもあるので工事期間の短縮は大きなメリット。
しかし、日没が遅いからと言って過度に長い時間作業を続けるのは、近隣の方々への配慮が必要です。
騒音や照明など、近所の方に迷惑をかけないよう心掛けることも大切。そのため、このような配慮ができる業者を選ぶことも重要だと覚えておいてください。
夏の外壁塗装は、日が沈むのが遅いことから作業時間が長くとれるため、工事期間を短くできる可能性があるのがメリットです。
夏の外壁塗装メリット3:業者に依頼しやすい。
夏の外壁塗装は「業者に依頼しやすい」というメリットがあります。
外壁塗装を考える際、多くの方は気候の良い春や秋を選ぶ傾向に。
これらの季節は過ごしやすく、塗装作業にも適した温度となるため、外壁塗装の希望者が多くなります。
そのため、多くの外壁塗装業者は春秋の期間中、予約でいっぱいに。
一方で、夏もまた外壁塗装を行うには十分適切な季節であり、多くの業者は夏の間、無事に作業を行っています。
わたし自身も数十年にわたり真夏に外壁塗装をおこなってきましたが、大きな問題に直面したことは一度もありません。
しかしながら、暑さや夏特有の気候条件を避けたいと考える方も少なからずいらっしゃいます。これが夏に外壁塗装業者のスケジュールに比較的空きが生まれる理由の一つと言えるでしょう。
実際のところ、春や秋といった人気の時期は、業者のスケジュールが埋まりやすく、希望する日程での作業が難しくなることも。夏にはこのような問題が少なく、お客様の希望通りの日程で施工が可能となりやすいのです。
夏は外壁塗装業者の予約が比較的に取りやすく、希望する日程での作業を実現しやすいという大きなメリットがあるのです。
外壁塗装を夏に行うデメリットとは?
夏は塗料の乾燥もはやく、住まいの外壁塗装を行うことは一見、効率的なように思えますが、実は夏の特有の気候や環境が、外壁塗装にはいくつかのデメリットをもたらすことがあります。
高温や高湿度、突然の夏の雨など、これらの夏の特徴が、外壁塗装作業の質や進行速度にどのように影響するのか。
この章で、夏の外壁塗装が持つデメリットを詳しくご紹介します。
夏に外壁塗装を予定している方は、メリットばかりではなくデメリットもあることを覚えておいてください。
夏の外壁塗装のデメリットは主に下記の4つ
- 突然の雨で作業が中止になる
- ビニール養生で窓が空かない
- お盆休みを考えた日程調整が必要になる
- 作業員が熱中症になるリスクがある
それでは、上記の夏に夏に外壁塗装をおこなう4つのデメリットについてくわしく解説していきます。
夏の外壁塗装デメリットその1:夏は突然の雨で作業が中止になる
夏は温暖な日が続く一方で、突然の雨やゲリラ豪雨が特徴的な季節です。
このような不安定な天気は、外壁塗装にとって大きなデメリットとなることがあります。
「もし急な雨で塗料が流されてしまったらどうするの?」と心配される方も多いでしょう。
しかし、優秀なな外壁塗装業者の職人たちは、そのような事態を避けるために、雨が予測される場合は事前に塗装作業を中止します。
職人や現場責任者は常にスマートフォンなどでリアルタイムの雨雲情報を確認しながら作業を行っているため、塗料が流されるという事は、ほぼありません。
しかしながら、雨のために作業が中断されると、その分工事期間が伸びてしまうのも事実です。
予定していた完成日が遅れることに、デメリットを感じる方も少なからずいらっしゃいます。
しかしながら、予定した完成日が先のばしになるのは夏の外壁塗装に限った話ではなく、どの季節においても想定されることです。
夏の外壁塗装デメリットその2:ビニール養生で窓があかない
外壁塗装の工程の中で養生作業があります。養生作業とは塗装しない部分をビニールでおおう作業。
例えばアルミサッシやガラス窓などにはビニール養生を施し塗装作業で飛散する塗料がつかないようにしておきます。
このビニール養生作業により窓が開閉できなくなり、そのことがストレスに感じることもあるでしょう。
もし開閉したい窓があるのであれば前もって業者につたえておくことで養生の工夫によって開閉できるようにしてもらえます。
このような細かい気配入りができる業者に外壁塗装は依頼したいところ。
夏の外壁塗装は窓が養生で覆われて開閉できないことがデメリットに感じる方も少なからずいらっしゃいます。
夏の外壁塗装デメリットその3:お盆休みを考えた日程調整が必要になる
夏の時期に外壁塗装を考えたとき、お盆休みの影響は見逃せません。
お盆休み中に作業を進めてくれる業者も存在しますが、基本的には、お盆休み期間中の外壁塗装の工事をすることは避けるべき。
お盆休みは、多くの人々が家族や友人と過ごす大切な時期。外壁塗装の工事が行われると、近隣住民にとっては騒音や作業員の出入りなどが生じ、不便や迷惑を引き起こす可能性があります。
そのため、外壁塗装をお盆休み中に行う際には、注意が必要です。
工事のスケジュールを調整する際には、お盆休み前に外壁塗装が完了するように余裕をもった計画を立てることが重要です。
もしも工事がお盆休み中に進行する見込みであれば、近隣への配慮を忘れず、騒音や不便を最小限にする工夫が業者に求められます。
夏に外壁塗装を行う場合、お盆休みを考えた日程調整をおこないないと、近所迷惑になる可能性があるというデメリットを覚えておきましょう。
夏の外壁塗装のデメリットその4:作業員が熱中症になるリスクがある
高温多湿の夏の外壁塗装。長時間の作業は職人の熱中症のリスクを高めます。
外壁塗装は足場を登ったり降りたりなどの体力を消耗する作業が多く、体力を消耗するため熱中症のリスクが増加。
長時間の労働による体力の消耗と、発汗による水分と塩分の喪失が熱中症を引き起こす可能性があるため、涼しい場所での十分な休息と水分補給が必要となります。
外壁塗装の業者は作業員の健康と安全を最優先に考え、熱中症のリスクをできるだけ軽減してお客様が不安にならないように配慮しています。
夏の外壁塗装における熱中症リスクを低減するためには、作業現場の適切な管理と作業員の健康管理が欠かせません。
また、夏の外壁塗装で業者を選ぶときには、熱中症対策についての取り組みを確認することも大切です。
夏の外壁塗装に関するよくある質問FAQ
外壁塗装のプロオススメ!業者選びの成功法則とは!?
外壁塗装は数社の業者を比較検討することで、失敗のリスクを格段に下げることができます。
そのためには数社の業者と連絡をとりあい、日程を調整して住まいの状態を調査し、見積書を作成してもらう必要があります。
インターネット検索で簡単に見つかる業者を数社ピックアップすることになると思いますが、表示される口コミ評判だけで業者の質を判断するのは困難。そもそも検索結果に表示されな優良業者も存在します。
間違っても悪徳業者にだまされたくないですよね。外壁塗装は高額です。必ず優良業者に依頼したいと思っているのはあなただけではありません。
外壁塗装は業者選びですべてが決まります。業者選びの成功が外壁塗装の成功に直結します。
そこで外壁塗装の業者選びにプロのわたしがオススメしているのが一括見積もりサイトの利用。
プロのわたしが外壁塗装の一括見積もりサイトの利用をすすめる理由は、加盟中の業者はあらかじめ独自審査を通過している優良業者だからです。
一括見積もりサイトは、審査通過済の優良業者を何社か紹介してくれるので、優良業者のみで相見積もりを行うことができます。
非常に手間がかかる外壁塗装の相見積もりが一括見積もりサイトなら簡単におこなうことが可能。
ここで気になるのが一括見積もりサイトの利用料ではないでしょうか?
外壁塗装の一括見積もりサイトの利用は完全無料となっています。完全無料で利用できる優良業者紹介サービスなら使わない理由は見当たりませんよね。
オススメの一括見積もりサイトや一括見積もりサイトのメリット&デメリットは下記のボタンをクリックすることでご覧になれます。
\ プロが選んだオススメ一括見積もりサイトとは!?/
夏以外の季節時期に外壁塗装を行うメリット&デメリット
夏は気温が高いため塗料の乾きが良いので外壁塗装の作業が順調にすすみます。
しかしながら
「暑い夏の外壁塗装はさけたい!」
「夏に外壁塗装を希望してるけど業者の予約がとれなかった…」
そんな思いをされている方もいらっしゃるのも事実。
外壁塗装を夏に行うメリットは多くありますが、外壁塗装は夏以外でも問題なくおこなうことができます。
下の記事に外壁塗装の季節時期ごとのメリット&デメリットをまとめてあるので夏以外で外壁塗装を希望される方、他の季節が気になる方は是非ごらんください。
まとめ
夏の外壁塗装は、効率的な作業や短い工事期間、業者のスケジュールの空きなど、多くのメリットがあります。
塗料の乾燥が早く、日照時間が長いことから、スムーズな作業が可能であり、工事が早く終了する可能性が高いです。また、エアコンの使用についても問題ありませんし、作業員の熱中症対策や安全管理も徹底されています。
ただし、夏の外壁塗装には注意が必要です。突然の雨による作業中止や高温多湿な環境下での作業は、計画的な対策が求められます。また、お盆休みの影響や周囲への配慮も忘れずに行うことが大切です。
外壁塗装は住まいの美しさを保つだけでなく、耐久性を向上させる重要なメンテナンスです。
夏の季節を活用して、適切な業者選びと計画的な工事によって、快適な住環境を維持しましょう。
お住まいの外壁塗装に関するご検討がある際には、信頼できる専門家と相談し、最適なタイミングを見極めることをおすすめします。